ライターいとうひろこブログ

広告代理店6年勤務を経てフリーライター3年目。 人物取材、広告、健康・美容、ノンフィクションなどの仕事が多いです。 ブログは仕事のことがメイン。取材ウラ話も!

BOOKログ

おかっぱ萌え。未来ちゃん。

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BRUTUS (ブルータス) 2010年 12/15号 [雑誌]


本屋で表紙に一目ぼれ。
川島小鳥さんという写真家さんの作品が載っている。

なんでも、彼女の住む佐渡島に通って
一緒に住んだりして撮り続けたらしい。
「撮りたい」と思わされたらしい。


おかっぱにめっぽう弱いため、
写真集が3月に発売とのことで、買おうと思った。
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ご本人のHPから拝借。

「現代中国女工哀史」




現代中国女工哀史

すばらしいルポと出会いました。

「女工哀史」なんて、まるで日本の野麦峠のような話かと思ったら、全く違う。
著者が工場で働く女性の話を聞き、行動をともにしながら、女性たちのスキルアップのための苦悩や勉強を間近で見て、恋愛の話をしたり、一緒に帰省したりしながら、田舎の価値観、彼女たちの新しい価値観を描いていく。

↑ざっくりだけど かなりすがすがしい気分で読み進むことができます。


「そこまで言うか」



「そこまで言うか」勝間 和代, 堀江 貴文,西村 博之



「鼻の穴」「ブタ」「くちびる」
世間でそんなふうに呼ばれていることがなんだっていうんだ。
嫌われていることも知っている。
だけど、あなたたちに好かれなくたっていいし。
なんの努力もしていない。マスコミにおどらされている。
残業こそ頑張っている証だと思い込んでいる。

私たちは強い信念を持って、それに沿って生きているのだから、別に幸せですけど。
年間1億円以上稼いでいるし、これからだって、好きな時間に好きなことをして好きなだけ稼ぐことができる。それは生きていく上で最高の能力なのだから。



本の中で直接そんなことを言っているわけじゃないけど、
この3人からは、そんな芯の強さが伝わってくるので、
いろんな本を気持ちよく読ませていただいています。
彼らの気持ちの強さ、確固たるものがすごい。


「そこまで言うか」は、3人の長時間鼎談をノーカットで書き起こしている本。
3人が嫌いだと思っている人も
「勝間さん、意外にチャーミングじゃん!」みたいに気軽に読めます。

写真にヴォイスレコーダーが3つ映っているのに笑えた。
必死に起こして書いたんだろうな。
私がこの原稿のライターなら、「ちゃんととれているよな、時間、大丈夫だよな」って不安になるから、5個は置くだろうな。

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<名言>記憶の記録なのでちょっと言い回しが違うと思うけど
「日本では、最短距離の努力をした人を認めようとしない」(忍耐こそ美学という歴史がある)
「勝間さんの”こうしたほうがいい”という発言は大卒以上へ向けているものなのに、もっと違うターゲットにまで響いてしまう。それだから”そこまでなんてできない”という反感を買ってしまうのだ。でも、そうやっていう人は実はターゲットではない。俺たち(堀江さんとひろゆきさん)
は、もう”こういうキャラだ”というのがあるから、今なにかを言っても”またあいつらが何か言っている”くらいで、聞きたくない人は耳をふさぐ。それがラク


デフレ勉強中





この本は、
バブルも、その後の長い不況・デフレも、
人口統計を見ることでその起因・原因が明らかになるというもの。
それも、“率・パーセンテージ”ではなく“実数”にこだわっている点がポイント。


よくニュースで
「昨年比において●%減少しています」
というが、実はその減少はここ数年ではなく、
10年、20年前から下降線をたどっていたとしたら?

「地域格差」と言われるけれど、
青森と東京で比べると、どちらが不景気か?
売り場1㎡当たりの年間売り上げを比べると、
言われるほどの格差はあるか?
地方の「少子高齢化」の深刻さが語られるが、
実は首都圏で高齢者が激増しているとしたら?

沖縄の失業率は日本一
高く、有効求人倍率が低いことで有名だが、
沖縄こそ日本の都道府県で唯一順調に増加を続けてきた県だとしたら?




数字を追って見ることで真実が見えてくる。
「数字は語る」のだ。



下記の本などと組み合わせて読むことで
世間一般に言われていること、
みんなが思いこんでいることを
鵜呑みにしてはいかん!と思わされます。


東京は搾取する

「ブラック企業、世にはばかる」
「テレビの大罪」

を、週末、続けさまに読んだのだけど。

偶然にも、どちらの本にも「広島カープ」が取り上げられていた。


それは、搾取された例として。

地方の球団が、手塩にかけて育てた選手を
大都市の金持ち球団が資金にモノを言わせて買う。
ここでは、阪神で大活躍している金本選手、新井選手が挙げられ、
広島に限らず、球団を代表するような選手は
「憧れの球団へ」「条件がいい球団へ」と、
人気のチームへ移籍してしまう。


それは、
「ブラック企業~」の目線で見ると、
派遣会社や中小企業が育てた人材が、
「次期幹部候補に」という期待をされながらも
大手へ転職してしまうことであり、

「テレビの大罪」では
大都市にあるキー局が零細制作会社に企画から制作を丸投げして
甘い蜜だけを吸うことであり、
また、
地方の教育力で育てたエリートも
東京の大学へ進学、そのまま東京で就職をしてしまうことで
地方の優秀な人材を吸い上げられているような構図だからだ。



野村克也(監督)本「野村ノート」曰く、
社会人野球はプロ野球選手の育成機関、つまり屋台骨となっている。
しかし、企業の経営が難航すると、企業のスポーツチームは
休部や廃止に追い込まれる。
だから、プロはアマ野球へ資金提供をしたり、何かしらの提携をして
選手育成を担ってもらわなければ、
技術があって野球をやりたくても、
高校・大学でスカウトにかからなければ
資金的にも環境的にも野球を続けることが困難、ということになってしまう。

それだって、前述した搾取の例と代わりはないと思う。



東京で学び、東京に就職し、東京に住民税を納めている自分は?
・・・みたいに考えてみたり。


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