半月ほど前に、TBSで「~お仕事真剣バラエティー~働きビト」
という番組を見た。

ちょっと珍しい仕事に就く人を追ったもの。(1人につき5分強程度、10人ほどの紹介だった)
世の中には、様々な職場で働く「仕事人」がいる。
ベテランから新人まで、職業やキャリア、年齢は千差万別。
でも、イキイキと仕事に取り組んでいる人は、きっと何かしらの「やりがい」を持っている。
では、いったいどんな仕事で、どんな人が、
どんな「やりがい」を持って働いているのだろうか?

といった内容だった。

いくつか思い出せるまま挙げると、

シズルディレクター
・・・CMの食べ物をおいしそうに演出する人
シズルとは、肉が焼ける音を表わす英語から派生した広告業界用語で、
食欲をそそる映像表現を指すそうだ。
細井威良さんという方なのだけれど、「シズルディレクター」で検索すると
この方の名前は上位で出てくる。そのくらい有名ですごいひと。

お偏所代行
・・・四国にある88ヶ所のお寺を巡る「お遍路」を、文字通り代行すること。
お遍路を希望する方が高齢だったり、時間がないけどお遍路したい、という人のためにあるよう。
お遍路したという印をもらえるし、効果は同じらしい。

島の医者
これはテッパンだよね。
おばあちゃんから野菜もらったり、停電とかで電気がないときは車のライトで患者さんを診察したり、
ああ、コトーセンセイだ!みたいな。
「もちろん休日や深夜の急患にも対応しています。
島の人々に必要とされているから、それに答えたい」その姿勢がすてき。

三助
・・・銭湯で「釜焚き」「湯加減の調整」「番台業務」の「三」つの役を「助」ける(兼務する)人。
江戸時代まではあちこちの銭湯でさかんだったらしいが、
いまでは日暮里にある斎藤湯というところで働く、橘さんという70代の男性ただひとりらしい。
ディレクターがやりがいをきいたら、江戸っ子口調で
「仕事のやりがいだあ?考えたことねえよ!
もう歳だし、14のときからこれ一筋だからよ、
他の仕事したことねえから、ただ生活のために精一杯なんだよ!」

って。ベテランの方のこういう言葉って、ほんとうに圧倒的だよね。

wikiで三助を検索したら
「不妊に悩む女性が入浴すると子供を授かると言われている
”子宝の湯”は日本各地に存在するが、
これは三助が顧客の女性と性交し、妊娠させていたのではないかと考えられている。」

へえ~!

泉質が女性向けの温める効果だったりするから
(もしくはここに泊ったときに子供ができました!みたいな報告を
お客さんから受けたりするから・・・とか、そーいう方面の話で)「子宝の湯」だとおもっていた。

びっくりだねー!

ほんとうに、番組を作るって本当にすごい。
webや雑誌に掲載しているものを見て、
文章とスチールをじっくりとながめて、想像を膨らませるのもいいけど、
もっと、躍動感や、人の表情の変化なんかの
映像の魅力を感じる今日この頃。

映像の秋。