先日、とある会社の社長さんと打ち合わせをしたときに
「取材のときは、事前に流れや聞くことを細かく考えていくの?」
と聞かれました。

もちろん、聞くべきポイントや押さえておきたいことは
前日までに押さえておくし、
ホームページなどで情報が集められるような方だったら
もちろん頭に入れて行く。

でも私は、何かにつけて”カッチリとしたことが苦手”。
「Aについてはどうですか?」
「ではBについては?」
のような取材ではなく、
その場の流れや雰囲気を大切にして
取材することを心がけているので
あまり詳細に決めていかない。

社長さんにも素直にそう言ったら、

「いい姿勢だね。
前に取材を受けたときに、
チェック表みたいなのを見ながら聞いてくるライターさんがいて、
それはメールか何かでいいんじゃ・・・って思ったから」

とのこと。

はー なるほど。
取材を受ける側はそう感じるんですね。

取材は、どのタイミングから始まるかわからない。
撮影場所をロケハンしているときに
「ここはまず軽い世間話から入って、あとで着席してちゃんと聞きたいな」
なんて思っていても、相手の方は
「いやー今日の取材のために、昨日いろいろ考えて、
○○について話そうかなと思っていてね。
○○っていうのはね・・・」
と、単刀直入に話し始める方もいらっしゃるし、

取材趣旨を話して本題に入ろうかとしているときに
「うまく答えられるかしら。
今朝、子どもが熱を出しちゃって、バタバタだったのよ~」
なんてプライベートな話をしてくれる方も。

前者だったら
「うわーちょっと待って!(事前のアンチョコと流れが違う~!!)」
なんてパニックにならずに、相手の話を聞いて、
「では、つまり○○というのは・・・」と切り返していくチャンスをつかみたい。

後者だったら
「お子さんいらっしゃるんですか?おいくつなんですか?」
などとふくらましていくと、記事の中に盛り込めて、
その人のプライベートな部分が出るいい記事になるかもしれない。

素と策略の挟間ですね。